投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP、東京・港)が、学習塾大手のやる気スイッチグループホールディングス(東京・中央)を買収したことがわかった。
やる気スイッチはファンドの資金とノウハウを活用して事業拡大を加速し将来の株式上場に備える狙いがある。ファンド側は今後も成長が見込める教育産業に投資機会を見いだす。
APは特別目的会社(SPC)をつくり、創業者の松田正男社長などからやる気スイッチの全株式を5月31日付で取得した。取得金額は数十億円とみられる。
SPCには松田社長も一部出資、社長を続投する。SPCには組織・人材コンサルティングのリンクアンドモチベーションも出資する。

やる気スイッチは個別指導のスクールIE、幼児教室のチャイルド・アイズのほか、英語での学童保育のKids Duo(キッズ・デュオ)、バイリンガル幼児園を展開するなど英語教育に強みを持つ非上場企業。2014年に社名を拓人ホールディングスから現社名に変更した。
17年2月時点の校舎数は1317で、生徒数は約8万4千人。17年2月期のグループ売上高は前の期より6%多い328億円。

2017.6.1.付 日経新聞より