首都圏でドローン(小型無人機)飛行場が相次ぎ開業している。
アイネットは6月1日、千葉県君津市に約4万平方メートルのドローン飛行場を開設した。
企業に貸し出し、実証実験や操縦の練習などに使ってもらう。機体や周辺機器の貸し出しや操縦指導などにも対応する。

横須賀市は昨年12月、上空約4万平方メートルの範囲でドローンを飛ばせる飛行場を開設。
「ドローンの実験をしたいが、飛ばす場所がない」と企業から相談を受けたのがきっかけだ。
市内に拠点を構える企業を対象に無料で貸し出し、企業誘致につなげる狙いだ。
人口集中地区などの屋外でドローンを飛ばす際は首都圏の場合、東京航空局の許可が必要だ。
許可申請のいらない屋内型の飛行場も相次ぐ。

産業用ドローンを開発・販売するエンルート(埼玉県朝霞市)は5月下旬、千葉県東金市に約1300平方メートルの飛行場を開設。
ネットで周囲を覆い、ドローンが飛び出さないようにした。農薬散布などに使う農業用の販売が千葉県などで好調なため、設置を決めた。
自社で開発中の機体の飛行試験に加え、ドローンの購入者向けに操縦法を指導する場として利用する。
今後、ドローンの扱い方を教える自社のスクールをフランチャイズチェーン(FC)展開し、FC校に貸し出すことを検討する。

東京都江東区には高さ約15メートル、広さ約1万平方メートルの屋内型のドローン専用飛行場が開業。
屋内型の専用施設としては世界最大級という。ドローン開発・販売のスカイロボット(東京・中央)が「ドローンスクールジャパン東京潮見校」を展開し、体験コース(1時間半で税別1万円)などを用意する。

2017.6.8.付 日経新聞より