「蔦屋書店」を展開するトップカルチャーは全店舗の約半分にあたる36店舗を大幅改装する。
売上高が伸び悩む主力のレンタルDVD・CDの陳列場所を半分に抑え、化粧品やキッチン用品といった物販エリアをおよそ2倍に広げる。総投資額は約10億円。動画サイトなどの利用者が増えたためソフトレンタルの低迷は続くと判断、女性向け物販で収益を支える。
同社はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のフランチャイズチェーンに加盟し、新潟県や長野県などで蔦屋書店を運営している。
4月から改装を本格化させ、8月1日現在で15店舗で終えた。来期(2018年10月期)までに残る店舗の改装に着手する。
物販事業では陳列スペースを従来の2倍に広げ、店内面積の4分の1を占めるようにする。「健康と美」をテーマにキッチン用品や化粧品、美容グッズなど女性向けの商品を拡充する。
16年10月期(前期)の物販事業の売上高は約37億円で全社の1割程度を占めている。美容・健康志向を強める女性客などの需要をとらえ、来期までに倍の74億円を目指す。
同社の前期の連結売上高は317億円。16年11月~17年4月期の既存店売上高はソフトレンタルの伸び悩みが響き前年同期比3.9%減だった。
改装を機に化粧品などの物販を強化し、今期の連結売上高は前期比11%増の352億円を見込む。

2017.8.2.付 日経新聞より