タイ酒類大手のタイ・ビバレッジは同国最大のファストフード店である「KFC」のフランチャイズチェーン(FC)運営を始める。
KFC全店の4割にあたる240店超を約113億バーツ(約370億円)で取得する。タイ・ビバレッジはビールなど酒類部門に依存する事業構造からの脱却を目指しており、外食事業の拡大もその一環だ。
KFCを運営する米ヤム・ブランズの子会社で、タイでのFC権を持つヤム・インターナショナル(タイ)が直接運営しているほぼ全店舗を年末までに引き継ぐ。
ヤム・インターナショナルはタイでのKFCブランドの管理などに専念する。
KFCは現在、直営・FC合わせて600店あり、タイ最大のファストフードチェーン。現在、FC運営をするのは流通大手セントラル・グループの外食事業会社を含む2社。タイ・ビバレッジは3社目で、最大のFC運営会社となる。
タイ・ビバレッジはすでに日本食レストランなどを展開しているが、外食・食品事業が全体の売上高に占める比率は3%程度。一方、蒸留酒とビールを合わせた酒類の売上高比率は9割近くで、酒類に依存した体制からの脱却を急いでいる。

2017.8.9.付 日経新聞より