食品スーパー「フードマーケット マム」などを運営するタカラ・エムシー(静岡市)は8月31日、弁当・食材宅配を手がけるディナーサービス・コーポレーション(同)を買収した。
買収額は公表していないが、数億円とみられる。ディナーサービスが持つ工場や商品開発のノウハウを手に入れ、品ぞろえ拡充や独自商品の開発などを進める。
ディナーサービスの商品開発部門のノウハウを使い、健康志向の食材や高齢者向けの低カロリー弁当などを開発し、各店舗で展開することも目指す。ディナーサービスの完全子会社で、包装・梱包業を手掛ける現代包装で、商品パッケージなども内製化する。
タカラ・エムシーは今後、ディナーサービスやフランチャイズ店「ぴあらいぶ」などの店名を変更せず継続して営業する。
直営店は閉じたものの、宅配のノウハウや設備が残っていることから、スーパーに来れない高齢者などをターゲットに宅配サービス展開も検討するという。

2017.9.1.付 日経新聞より