世界第2位のハンバーガーチェーンである米バーガーキングは、日本の運営権を投資ファンドに譲渡する。韓国ロッテグループ主導で展開してきたが、出店数が100店舗に満たないなど成長が遅れていた。投資ファンドが新たな日本法人を設立して出店拡大などに乗り出す。最大手の日本マクドナルドホールディングスが業績を急回復させる中、運営体制を見直して追撃態勢を整える。
米バーガーキングのブランドはカナダのレストラン・ブランズ・インターナショナル社が保有し、世界で米国中心に1万6千店舗を展開する。「マスターフランチャイズ」と呼ぶ日本事業の運営権は米バーガーキングのアジア統括会社(シンガポール)が持っていた。
バーガーキングはこのほど日本の運営権を香港の投資ファンドのアフィニティ・エクイティ・パートナーズに譲渡。アフィニティは日本事業を運営するために、BKジャパンホールディングスを設立した。11月までに新たな経営陣を固める。
アフィニティは韓国でバーガーキングを運営している実績を持っており、日本でも出店加速でてこ入れできると判断した。韓国ロッテリアはバーガーキング・ジャパン株は売却せず既存店舗の運営に関わり続ける。

2017.10.17.付 日経新聞より