飲食店約420店を運営する物語コーポレーションは、すしやしゃぶしゃぶの食べ放題店「ゆず庵」を主力の焼肉店に次ぐ成長の柱に育てる。
年間10店以上のペースで出店を続け、2021年6月末をめどに100店体制を目指す。
従来店と比べ従業員を約2割減らせる新店の展開で人手不足にも対応する。
ゆず庵は12年から出店を始め、現在フランチャイズチェーン(FC)を含めて約50店ある。既存店の売上高は好調に推移しており今後、出店のペースを加速する。

ゆず庵はすしやしゃぶしゃぶを100分税別2680円からで食べ放題となる手ごろな価格が特徴。
18年6月期に予定している49店の新規出店のうち、約3割にあたる13店はゆず庵にする。21年6月末までに同業態だけで計約50店を新設する計画だ。
外食業界で人手不足感が強まる中、出店を続けていくため、従来よりも小型の店を開発した。
これまでの標準店は広さが約360平方メートルだったが、今後は約310平方メートルを基準とする。
16年10月に山口県下関市に開いた小型の新店が軌道に乗ってきたため、同店のノウハウを活用する。
人件費だけでなく、食材費や物流費も軒並み上昇する中、効率的な店舗運営の仕組みを確立して事業を拡大していく考えだ。

2017.12.13付 日経MJより