米アマゾン・ドット・コムは米シアトルに無人のコンビニエンスストアを開業した。
人工知能(AI)の技術を駆使し、レジをなくした。来店客は買いたい商品を店内の棚から取り出し、そのまま外に出るだけで自動的に支払いが済む。ネット小売りを制したアマゾンが実店舗のあり方も変えようとしている。
「アマゾン・ゴー」の名称でシアトルの本社下に開く。広さは約167平方メートルで、サンドイッチなどの総菜や半調理食材、飲料などを扱う。
客は専用アプリをダウンロードしたスマートフォン(スマホ)を入り口の自動改札のような専用ゲートにかざして入店。欲しい商品を自分の買い物バッグなどに入れて、そのままゲートから出るだけで買い物が済む。店内には買い物かごもレジ待ちの行列もない。
小売業では無人のレジを置く店舗も増えているが、多くは客が決済時に自分で商品情報を機械に読み込ませるといった必要もある。アマゾンはAIを使って店舗内の商品とお客をまるごと認識するやり方をとっている。
アマゾン・ゴーをシアトル以外の地域にも広げるかについて同社は計画を明らかにしていない。
アマゾン・ゴーは2017年初めに開く計画だったが、一年近く遅れた。

2018.1.24.付 日経MJより