不当に標章(ロゴ)使用の差し止めを求められたとして、愛知県などで中古車販売店を展開する「アップルワールド」(愛知県刈谷市)が、中古車販売チェーン大手「アップルオートネットワーク」(三重県四日市市)に対し、差し止め要求の取りやめと330万円の損賠賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こしたことが31日分かった。
両社はともにリンゴを模したロゴを使用している。提訴は1月12日付。
訴状によると、オート社が昨年12月、ワールド社の本店やフランチャイズ店など計10店に対し、ロゴ使用は商標権の侵害で使わないよう求める通知書を送付した。
ワールド社はロゴは商標登録され、オート社のものとは「非類似」でもあり、商標権を侵害していないと主張。フランチャイズ店からロゴ使用に不安の声が上がっており、「営業上の信用を毀損された」として損害賠償などを求めることにした。
ワールド社は東海地方や北海道などで計11店を営業。オート社はアップルインターナショナル傘下で、約240店舗を全国展開している。ワールド社のロゴは1993~2014年に、オート社は96~03年に商標登録された。

2018.1.31.付 日本経済新聞より