シンガポールの教育関連企業が海外展開を加速している。幼稚園のマインドチャンプス・プリスクールは東南アジアや中国に進出。地場飲料大手フレイザー・アンド・ニーブ(F&N)傘下の出版社は教科書を45カ国に輸出する。
英語・中国語の二言語併用や、国際学力テストを制覇する算数の学習法が強みだ。盛り上がる新興国の進学ブームを背景に市場の取り込みを急ぐ。
08年に創業した同社のシンガポールの幼稚園は学費が月1800シンガポールドル(約15万円)と高額。
しかしオーストラリアや英・米の脳科学者など専門家を顧問に迎える戦略で着実に成長してきた。フランチャイズ形式で幼稚園や塾を国内47カ所、海外10カ所まで広げている。
17年11月にはシンガポール取引所に上場。4620万シンガポールドルを調達し、海外でのさらなる展開に乗り出した。

2018.2.5.付 日本経済新聞より