年賀状で「印刷通販」を使ったという方もいらっしゃるかと思いますが、
TVCMや車内広告でもよく目にするのが「プリントパック」と「ラスクル」の2社。
プリントパックは印刷・販促ツールの会社で2002年から印刷通販PACサービスを開始し、
ラスクルは2009年に起業した印刷発注のクラウドサービスなどのインターネット事業会社です。

この2社はウェブサイトを一見すると同じサービスに見えますが、ビジネスの仕組みは全く違います。
プリントパックは自社の印刷工場や営業所を持っています。
一方、ラスクルには自社工場はありません。すべて提携先の印刷会社が印刷から発送を「ラスクル」として行っています。

どちらもインターネット時代の印刷ビジネスを新しい風穴を開けた会社ですが、興味を惹くのはラスクルが全国の印刷会社を結びつけていることです。
従来の印刷会社では営業面で非効率であった小ロット印刷を「ラスクル」を介して受注し、新しい需要と供給を創出しました。
また、ラスクルは印刷通販のノウハウを横展開して、ネット運送サービス「ハコベル」を開始しています。
 
このような昔からのビジネスやサービスとインターネットの仕組みを掛け合わせて、新しいビジネスを展開している例を皆さまもしばしば目にされていると思います。
そうしたネットを介して全国の事業者と繋がることで新しい価値を創出するビジネスは、フランチャイズビジネスの視点からも注目していきたいと思います。