最近皆様の周りにコインランドリーが増えたのに気づかれませんか?

また、都心の駅周辺に24時間型のフィットネスクラブもよく目にするようになったと思われませんか?

大手スーパーに行くと必ず無人レジがあります。また、これまで24時間営業を行っていたファミレスやファストフードチェーンが営業時間を短縮しています。ここ数年、流通サービス業において人の確保が難しくなってきているのが大きな要因だと思われます。

社員の人件費はもちろんアルバイトの時給もどんどん上がってきています。そんな社会環境の下、フランチャイズ業界でも、人手を使わない、または人手を極力減らした業態や運営形態の店舗が増えています。

昨年、アメリカではアマゾンが無人コンビニをスタートさせると発表しましたが、日本でもファミリーマートが自動販売機タイプの無人コンビニを増やしています。ローソンでは、オフィス向けの無人コンビニの導入を進めています。数年先には、すべての大手コンビニが無人レジを導入するという計画も発表されています。

不動産業界でも、ATMのようなスタイルの不動産仲介の無人店舗を増やしているチェーンがあります。先ほど触れた24時間型フィットネスも夜の時間帯は無人で、会員にカードキーを渡して自由に利用できるようにした省人型の業態です。

コインランドリーはご存知のように無人店舗にクリーニング機器が配置してあるだけの事業です。特に問題が起きなければ、一日に一度程度店舗の状況を確認するくらいで済みます。

学習塾業界も省人化が進んでいます。先生ひとりに生徒一人か二人という個別指導塾が圧倒的なシェアを占めていますが、講師の確保が非常に難しくなってきています。大手チェーンでは、サービス残業の強制などブラック企業の一つに数えられてしまったところもあります。そんな中、最近増えているのがネットを利用した映像配信授業やEラーニングの導入です。映像授業は、もともと東進ハイスクールが普及させたスタイルですが、先生がその場で教えるわけではなく、生徒が自分の学習進度に合わせて映像授業を受けるというもので、個別指導塾のように多くの先生を確保する必要がありません。

これらに共通する点としては、運営のための人の確保を最小限にし、運営コストや人材確保のリスクを減らす代わりに初期にそれなりの投資が必要となるということです。そして、そのための様々な機器や決済手段の導入が必要となります。

ネット環境やコンピューター機器などの進化と低コスト化に伴って今後ますますフランチャイズ業界でも様々な分野で無人店舗が増えていく可能性は高まっています。また、無人店舗の開発によって人の確保という運営リスクの低減が見込まれることで加盟希望者の拡大を見込むことも可能となります。

皆様の店舗でも無人化に向けた検討を始めてみてはいかがですか?新たな事業展開の可能性が見えてくるかも…。