先日、日経MJ紙で「2016年上期ヒット商品番付」が発表されました。
東の横綱が安値ミクス(消費者が再び安値志向に。低価格が強みの小売店が好調、外食では値下げも相次ぐ。電力自由化による料金ダウンも期待)、
西の横綱がマイナス金利(日銀が2月導入。住宅ローン金利が低下。借り換え件数は2.6倍。金庫の販売好調。百貨店の積立金サービス「友の会」も人気)、
大関がバスタ新宿(新宿南口のバスターミナル)、伊勢志摩・広島ということで、特に目立った商品やサービスがあったわけではないという結果でしょうか。
関脇には、民泊とAIが入ったが、これは今後の期待を込めてランクインということでしょう。

安値ミクスに関しては、ユニクロやワタミの価格改定の失敗などに対して鳥貴族のような超リーズナブルなチェーンが好調を維持しているという非常にわかりやすい現象が多くの分野で見受けられます。
フランチャイズ業界に関連するものは、ほとんどランクインしていませんが、安値ミクスに関連しては、吉野家の豚丼やバーガーキングの490円セットメニューがランクインしています。そして、業界関連としては、敢闘賞に社外取締役が入っているのは、セブン&アイ・ホールディングスの件が最も大きな要因となっています。ただ、本当に敢闘賞になれるのかどうかは今後の同社の実績次第ということかもしれません。

全般としては、アベノミクスに沸いた時期から一変して地味で盛り上がりに欠ける半年だったという評価もできそうです。
同様にフランチャイズ業界でも目立った新業態やヒット業態が生まれていないという印象を受けます。
しかし、フランチャイズ業界が飲食や小売業からサービス業へとどんどん広がりを見せている現状を考えると、最近伸びている業態としては、介護サービスや保育関連などの福祉系や、フィットネスやマッサージなどの健康関連など比較的地味な業態が多いために、ヒット番付には登場しにくいという側面もあるのかもしれません。

一方、先月のこの紙面でも紹介しましたように、飲食業を中心に海外からの新たなチェーンブランドもどんどん入ってきています。
各チェーンとも多店舗展開に向けて動き出してもいます。今年の下半期から来年に向けてヒット番付にランクインするところが出てくるかもしれません。
弊社にもいくつかの海外ブランドのオファーが来ています。興味のある方はお声がけください。
既存事業のブラッシュアップはもちろんですが、難しい時期だからこそ新規事業への進出も検討してみてはいかがですか?

2016年上期ヒット商品番付