今年は、冬の訪れが早く、各地から積雪の便りが届いています。
地球温暖化と言われて久しいですが、今年は寒い冬となりそうです。
さて、今年もあとわずかとなりましたが、皆様は、一年間どんな年でしたか?

フランチャイズ業界全体では、かなり好調な企業が多いようです。
日経主催のフランチャイズショーへの出展希望者も例年以上に出足が早く、
早々に締め切ったという話も聞きました。
出展者のコマ割りを見ても大型ブースが増えているような印象を受けます。

消費増税と円安の進行で一般消費者は、景気の良さを実感していないという
世論調査の結果が出ていますが、フランチャイズ業界は、新たな業態の開発や新立地への展開など、
環境変化への適応をスピーディーに実現できているのかもしれません。
そんな好調と言われる業界ですが、業種や企業によって様々な出来事がありました。
そして、新しい動きも色々と出ています。
来年に向けて、筆者の独断でフランチャイズ業界の今後の注目ポイントを幾つか考察してみます。

◆100円コーヒーの次は?
セブン-イレブンが一人勝ちの様相を呈しているようなコンビニの100円コーヒー戦争。
ローソンも150円から100円コーヒーの発売に踏み切るなど、コンビニコーヒーは100円で定着。
マクドナルドなどのファストフードやカフェを巻き込んで、コーヒー戦争勃発いった感あがりますが、
セブン-イレブンの牙城は崩れそうもありません。
近年、コンビニは、熾烈な商品開発競争を繰り広げていますが、
100円コーヒーに続くビッグヒット商品は何が来るのでしょうか?
一つの商品で一気に顧客数アップにつながることもあります。
次は、どこが勝ち組になるのか注目です。

◆複合型コンビニはどこまで?
最近のコンビニは、食堂、ドラッグストアなど様々な業態との複合ショップが増えています。
物販だけではなく金融サービスなどにまでどんどん提供商品の幅を拡げているコンビニですが、
更に自店で対応しきれないお客様のニーズに対応するために、他業態との連携を図る動きが活発になっています。
コンビニとの相性がいい業態は? 次は何が出てくるのでしょうか?

◆機能訓練型デイサービスの次は?
来年度の介護保険法の改定に伴って、ここ数年一気に増えたデイサービスの行方が不透明になっています。
フランチャイズ業界で介護サービスといえば、デイサービスというイメージが強かったのですが、
今後はどういった介護サービスがフランチャイズ展開の中心になるのでしょうか?
多機能型、それとも訪問型でしょうか?

◆子供向け教育分野はどうなる?
個別指導塾は、明光義塾やスクールIEといった1000教室を超えるような大手チェーンを始め、
その他100教室以上を擁するチェーンも数多く存在し、フランチャイズ業界でもチェーン数の多さがトップクラスの業界です。
しかし、競合激化と少子化の進展で成長が止まっているチェーンも増えています。
そこで、各社が取り組んでいるのが、子供向け教育分野での新たな業態への進出です。
学童保育や英会話、数学、美術、スポーツなどの専門教育などまだまだ試行錯誤の段階のようですが、
次の時代を背負う業態は何になるにでしょうか?

◆新分野は?
これまであまりフランチャイズ業界では、見かけなかった業態で最近始まったものがいくつかあります。
遺品整理、障害者支援など終活、福祉という最近注目のキーワードに関連した業態が注目を集めそうです。

新年度に向けて、皆様はどんな展開をお考えですか?
夢の実現に向けて、年末年始の間にゆっくり考えてみては?

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