10月までは、いつまで夏が続くのかという印象でしたが、11月の声を聞くとさすがに、過ごしやすい気候になってきました。しかし、半袖から急にコートの季節になってしまったようで、秋を飛ばして冬の到来?と思ってしまうのも私だけではないのではないでしょうか。

11月の声を聞くと年末年始に向けてデパートやスーパーマーケット、最近はコンビニでも、クリスマスケーキにおせち、そしてお歳暮の予約が本格化しています。近年どんどん前倒し傾向が強まり、10月には予約が始まっていますが、11月を迎えるといよいよ本格商戦となります。電気料金やガス料金等を始めとして物価がどんどん上がっていますが、収入はまだ増えていません。つまり、数か月前よりも苦しくなっているということです。ところが、アベノミクス効果で、昨年より高額なものが早々と売れているという話です。

気分というのは恐ろしいですね。景気がよくなりそうだという報道や周りの話に流されて、少し高価なものに手を出すという消費行動が顕著になっているということのようです。気分だけではなく、物価上昇が景気回復につながって、収入増が浸透して、という好サイクルが生まれることを期待したいものです。

さて、そんな難しい経済状況の中、日本市場の成長性に限界を感じて、又は、更なる成長を目指して海外進出を検討しているフランチャイズ本部も増えています。

(一社)日本フランチャイズチェーン協会(JFA)がJFA正会員、準会員を対象に行った調査では、現在約42%が海外へ進出しており、今後展開予定と回答した企業が6%と、ほぼ半数の企業が海外展開を考えています。進出先は、中国、タイ、台湾、米国が上位を占め、インドネシア、フィリピンが新規市場として注目を集めています。店舗数では、CVSが圧倒的な数を誇っており、外食がこれに続いています。小売、サービス業分野においては、これからという状況です。しかし、介護や教育分野での注目度も上がってきているので、今後急速に増加する可能性はありそうです。

海外進出には、単独での進出、合弁での展開、マスター権の付与などいくつかの方式があります。自社の経営方針やリスクなどを勘案して自社に最適な方式を選択、組み合わせることが成功のためには、重要です。

日本国内での拡大余地もまだまだあるとは思いますが、新たな成長に向けて、海外進出を将来の経営戦略の一つとして検討してみてはいかがですか。

弊社も皆様の海外展開をサポートしています。ご要望があればいつでもご連絡を。

 

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