AI活用を自社の差別化に

最近様々な分野でのAI(人工知能)活用の話題が取り上げられています。将棋や囲碁の世界では、もうAIは人間を超えたともいわれています。以前の予測よりも数年早い進化だそうです。タクシー業界では、AIが指示した通りの走行ルートを走るとベテラン運転手が経験に基づいて走るよりも大幅に売上が上がったという実績も出ています。FM和歌山では、人間の代わりにAIアナウンサーがニュースや天気予報を読んでいます。これらはテストではなく、すでに実戦配備されているものです。

さらには、企業の採用面接を行うAIや介護現場でのお年寄りとの対話型AIロボットの開発なども進んでいます。流通業界では、AIレジが実際に稼働し、待ち時間の削減に寄与しています。渋谷のビレッジバンガードでは、AI店員の渋谷めぐるが活躍しているそうです。ラーメン店などでは、顔認証によって顧客の来店回数を判断し、トッピングサービスなどを行うサービスが導入されています。お客様の顔を覚えるというのは、商売の基本ですが、パート・アルバイトが増えた現状では人間にはなかなかそんなことを期待はできません。しかし、AIなら顔認証でお客様の来店回数まで的確に把握してサービス提供に繋げられるのです。お客様も会員カードなどが不要になり更に便利さが増すという訳です。

いくつかの学習塾でも生徒が問題を解く過程で出来なかったところに基づいてAIが最適な問題を出題するというレベルにまでその活用が進んでいます。こういったことが積み重なるとサービスレベルの向上や人件費の削減などビジネスに大きな貢献をもたらすのは間違いないようです。

これまで人間が担っていた仕事のかなりの部分をAIが代替する時代が来るのは、それほど遠くはないようです。そして、AIはより多くのデータを蓄積することで進化が早まります。

つまり、同一事業で多店舗化を推進しているフランチャイズチェーンにとっては、個店で事業展開しているところよりはるかに自社に最適なシステムを構築できるチャンスが広がるということです。

データ量を増やし、AIの進化を早めるためにも早く取り組みを始めることが求められます。周りが導入してうまくいったら自社もなどと言っていては、あっという間に取り残されることにもなりかねません。

人の確保に多額の費用をかけ続けることを考えれば、将来に向けたAI活用への取り組みは、優先度の高い選択だと言えます。

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