フランチャイズチェーン統計調査2014

11月に入るとさすがに気温も下がり、秋から冬へといった風情が強くなってきます。今年は、インフルエンザの流行が例年より早いということで、予防接種もお早目にと言われています。年末に向け忙しい時期を迎える方も多いと思います。風邪をひかないように年末まで頑張りましょう。

さて先月、(一社)日本フランチャイズチェーン協会から2014年度のフランチャイズチェーンの統計調査が発表されました。
売上高24兆1,337億円(102.8%)、チェーン数1,321(+17)、店舗数25万9,124店舗(102.6%)と全体として微増という結果になりました。売上高とチェーン数は5年連続、店舗数は6年連続の増加です。

小売業分野は、売上高16兆9,454億円(103.0%)、チェーン数344(△1)、店舗数25万9,124店舗(104.1%)と堅調に推移しました。その中では、コンビニエンスストアが、売上高10兆1,323億円(105.4%)と売上高を大台に乗せ、フランチャイズ業界におけるシェアだけではなく、その伸び率も非常に大きなものとなっています。

外食分野は、売上高4兆1,045億円(101.8%)、チェーン数562(+12)、店舗数58,910店舗(102.1%)の結果となりました。ハンバーガーが大手チェーンの不振で△8.5%と大幅減となりましたが、ファミリーレストランやコーヒーショップ、カレーショップなどが好調に推移したこともあって、全体としては前年をクリアした結果となっています。

サービス業分野は、売上高2兆9,897億円(103.1%)、チェーン数415(+6)、店舗数94,341店舗(101.3%)とやや増加しました。学習塾・カルチャースクールは、少子化を懸念されながらも105.6%と増加しています。介護などの新分野も伸びていますが、全体を牽引するようなサービス業分野でのニューフェースは現れてはいないようです。

アベノミクスで日本の経済環境が改善傾向にあると言われた2014年ですが、業界全体としては、大きな変動もなく比較的堅調に推移はしていますが、次代を担うような業態の出現や急激な成長を遂げている分野は見当たりません。しかし、業界全体の成長基調は引き続き続く見通しで、1500チェーン、25兆円も遠いことではないようです。

統計調査の結果を見ると、フランチャイズ業界がここまで成長したかという感慨と更なる拡大に向けて今後も多面的にお手伝いしていければという気持ちが湧いてきます。皆様とともに更なる発展に向けて頑張りましょう。

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