2017年ももうすぐ終わります。この時期になると、本当に時の過ぎるのが早いなぁと感じます。
ほんの少し前の出来事だと思っていたものが、数年前の出来事だということもよくあります。
そこで、2018年を迎えるに当たって、改めて時流を読むためにも、2017年一年間のフランチャイズ業界関連の出来事を振り返ってみましょう。
以下、2017年のニュース記事から独断で注目のキーワードを拾ってみました。

「日本マクドナルド復活」
2014年のチキン事件をきっかけに一気に業績が落ち込んだ日本マクドナルドの復活が話題になっています。新商品開発やSNS活用など次から次に繰り出される多様なマーケティング施策が多くの支持を集めたのが大きな要因だと推察できます。

「セブン-イレブン62ヶ月ぶりに前年割れ」
コンビニのトップを走るセブン-イレブンもついに既存店売上が前年割れしました。5万店を超えるコンビニ店がある中で、むしろ5年以上も前年割れしなかったことの方が驚きだとも言えますが・・・。

「24時間フィットネス急成長」
健康志向の盛り上がりに対応する形で様々なタイプのフィットネスが現れています。その中でも急成長しているのが、ANYTIME FITNESS・ジョイフィット24などの24時間型のフィットネスです。カードキー一つでいつでも身体を動かせる手軽さが受けています。

「ファミマ バイトを正社員に」
アルバイトから正社員にという流れは、小売、流通業はじめ介護サービスなど、従来パート・アルバイト中心の運営を行なっていた分野でも人材の確保に向けて積極的に正社員化を進める動きが顕著になっています。

「大手外食全面禁煙にマクドナルド、ケンタなど」
東京オリンピックに向けて禁煙議論が盛り上がりを見せていますが、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンなど大手チェーンでは、先行する形で全面禁煙に移行することを決めて動き始めています。お客様のためにということはもちろんですが、働く人を確保するためにも全面禁煙は避けては通れない時代になったようです。

「セブン-イレブン チャージ1%減額」
フランチャイズチェーンの中でも高額なことで知られるセブン-イレブンのチャージが1%減額されることになりました。コンビニのFC本部にとって、チャージ(ロイヤルティ)は唯一の収益源です。それを一律1%減額するという決断は、加盟店の経営支援の必要性を本部が強烈に実感しているということなのでしょう。の更なる成長に向けて、トップブランドだからこそできる勇断かもしれません。

「スキマ時間活用 短時間バイト」
1日2時間から働けます。週1日でも働けます。いままででは、考えられないくらいの短時間労働でもOKですというバイト募集が、増えています。マクドナルドのような大手チェーンでも積極的に短時間バイト募集を行なっています。多様な働き方が求められている時代です。子育て中の優秀なママさん達を戦力にというのは納得です。

「プログラミング教室 急拡大」
英語、ロボットの次はプログラミングへ。英語に加えてプログラミングも小学生から学ばせようという動きに対応するように、数年前に急成長したロボット教室を凌ぐスピードでプログラミング教室が急拡大しています。今後は、教育品質が勝負を分けるか・・・。

「ファミマ コインランドリーに参入併設店」
大手コンビニは、既存店売上、特に客数の減少に苦慮しています。各社が次の競争力強化に向けて様々な新たな取り組みを始めています。そんな中、ファミマが自社でコインランドリー事業に参入し、併設店を増やして行くと発表しました。これまでは、他のチェーンとの提携などでドラッグストアや介護サービスとの併設店進出を行なっていましたが、ついに自社で直接新規事業に参入することになりました。来年の今頃には、コンビニの形も様変わりしているかも。

「ローソン無人レジ実験」
ローソンに限らずコンビニ各社が検討している無人レジですが、一歩リードする形で実験をスタートするということです。人材の確保に苦慮する小売店舗が劇的に変わるでしょうか?

以上、2017年の振り返りですが、共通しているのはお客様のニーズに対応する商品・サービスの開発と働く人確保の為の取り組みだということです。お客様と働く人両者の満足(CSとES)を企業としていかに高めていくかが、問われる時代になったということでしょう。