昨今はフランチャイズに関わらず海外、特にアジア諸国への進出が盛んになってきています。
停滞する日本市場を横目に急速な拡大を続けるアジア市場を、内需として取り込んでいこうという考えは、今後も加速を続けるものと想定されます。
フランチャイズの業界においては、コンビニエンスストアと外食業の海外進出が目立っています。
最近では教育や美容などのサービス業の進出事例も増えてきました。
このように活況な海外進出ですが、期待通りの成果を挙げられている本部が少ないことも事実です。
これは、「ライバルに先んじて市場を開拓する」、「海外展開のノウハウを吸収する」などの目的を
ある程度利益を度外視してでも実現しようという先行投資的な企業が多かったからかもしれませんが、
いよいよ海外(特にアジア)進出も業績貢献が義務付けられる時代になってきたように思われます。
*海外進出における「最大の成功の鍵」を獲得せよ!
海外進出を成功させるために最も必要なことは、
優良な現地パートナーを獲得することです。
海外市場に進出する際には、大抵の場合、現地の習慣や嗜好にあわせ、自社の商品やサービスを変更する必要があります。
これを、「現地化」と表現しますが、進出先の市場で成功するためには必須の事項です。
現地化を適切に行うためには、当然ながら進出先における、市場の知識やインフラ、提携企業、人脈などが必要となります。
しかし、これらを自前で揃えるのは大変です。
そこで、現地でビジネスの実績がある優良なパートナーの協力が大切となるのです。
ところが、 この最重要な「成功の鍵」(成功要因)を獲得できず、海外進出が思うように進まない企業が多く見受けられます。
何故でしょう?
典型的な原因は、以下のような取り組みを行っていることです。
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声が掛かった企業と交渉するだけという「受け身」でパートナー選びを行っている
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パートナーの重要性を認識していないので積極的に探そうとしていない
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どこの国を攻めるのか、能動的な戦略を持って取り組んでいるわけではない
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パートナーの重要さはわかっても探せない(情報がない、機能がない・・・)
そこで我々は、現地の優良パートナー確保をサポートする新サービスをスタートさせることにしました。
*海外進出のバリエーション
一口に海外進出といってもいくつかの方法があります。
代表的なものを紹介致します。
1.独資での展開
現地に子会社をつくり進出する形態です。
現地の法規制により独資での事業展開が制限(禁止)されるケースも多いです。
2.合弁会社での展開
現地企業との合弁(共同出資)で進出する形態です。
出資比率の上限が制限されている国も多く見受けられます。
3.マスター権(ライセンス権)供与による展開
現地企業に相手国内など特定のエリア内で事業を行う権利(ライセンス)を供与する形態です。
(エリア内の権利ではなく店舗単位で権利を供与する場合もあります)。
現地での事業展開はライセンス供与先企業が責任を持って行います。
フランチャイズ本部の海外(アジア)進出においては、
上記3の「マスター権を供与するケース」が多くなると思います。
※本サービスは、主に上記2,3のケースにおいて、
優良な現地パートナーを確保することを支援するものです。
*海外(アジア)進出ステップ (例)
Step1:海外展開の基本戦略策定
※(例)まずはシンガポールに出店し、ブランドを確立して周辺国へ展開 など
※本サービスの中心はマスター権の供与を想定しています
Step2:進出ターゲット国の選定
・候補国の市場概要調査
・進出国の絞り込み
Step3:ターゲット(パートナー候補企業)サーチ
・市場調査
・ターゲットに配付する案件概要書の作成
・候補企業選定基準の作成
・候補企業の選定
・候補企業の責任者の興味確認
・候補企業のプロファイル作成
・候補企業の基本的プロファイルに対するクライアント様からのフィードバック
より候補企業の絞り込み
Step4:ターゲット企業の評価
・ターゲット向けプレゼン資料の作成
・候補企業との現地ミーティング
(選定基準の確認、候補企業の興味と真剣さの度合確認)
・候補企業のプロファイルを作成しクライアント様へ提出
Step5:ご紹介、契約締結
・クライアント様と候補企業での面談設定、実施
・マスターフランチャイズ契約等の締結
Step6:現地での事業立ち上げ
・まずはパートナーの直営1号店
*弊社のサービスの特徴
フランチャイズ本部のアジア進出に特化 フランチャイズ本部特有の課題を熟知した専門家がサポート |
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ワンストップ 市場選定、提携先探し~現地化、現地での事業展開までワンストップで支援可能 |
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スピーディー 最短2ヶ月でパートナーと提携し現地での事業がスタート可能 |
*費用など
【アジア進出コンサルティング費用】
1カ国につき、500万円~ + 成功報酬
※必要に応じてマスターフランチャイズ契約書の作成や
商標登録等の費用が別途必要となります
【投資回収の例】
※あくまでも参考例ですので弊社が金額等を保証するものではありません
(収入)
3,000万円
・マスター権料(ライセンス料):3,000万円
・研修費、開業支援費等 :上記に含む
(支出)
1,400万円
・基本コンサルティング料:500万円
・成功報酬:ライセンス料3,000万円×30%=900万円
※成功報酬についてはプロジェクト毎に協議の上決定致します
(差し引き利益)
1,600万円
※マスターフランチャイズ契約締結時にイニシャルの利益が確定。
その後はロイヤルティ等で利益の上乗せが期待できます。