「想定外」のことばかりが続いていて、もはや想定すること自体を改めたい気持ちになっている方も多いかもしれません。
まさに「想定し得ない事態」に居ることを受け止めながらの日々であることは確かです。

しかしながら、会社経営の中期的なシナリオを描くことは大事だと思うことがありました。

全国でリゾート施設を運営する星野リゾートは、長野県軽井沢で温泉旅館を創業してから106年目になるとのことですが、星野社長は『100年後に旅産業は世界で最も大切な平和維持産業になっている』と大胆な予測を立てて、次の100年に向かっていくと記しています(同社ホームページ代表挨拶)。
新型コロナウイルス感染にあっては、ワクチンが使用可能になるまでに1年半は必要と設定して、それまでの期間に自社が取り組む課題を設定して進めているようです。
国内はおろか世界の観光産業が危機的な状況にある今にあって、「シナリオを書いては書き直し」を繰り返しながら、ビジョンを見失わずに進んでいこうという意欲を感じます。

「想定し得ない事態」の中で、経営者が「今できること」を示し、率先して取り組む姿を見せることは、社員やステークホルダーを勇気づけ、会社の総合力を発揮することにも繋がると感じます。
在宅勤務などの新しい様式への変容も同時に取り組む中で、大手企業か中小かを問わず、リーダーシップとチーム力が会社経営のスピード感にも表れつつあることは確かです。

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