「新年度、人材創出のパスを考える」

4月1日、新しい元号「令和」が発表されて、その話題が行き交っています。
同時期に東京都内は桜が満開になりましたが、月末から寒さが逆戻りしていて、コートが手放せない日が続いていますので、体調管理には十分お気をつけください。

新年度を迎え、入社式、新入社員研修など行事が目白押しという方もいらっしゃるかもしれません。
非常に慌ただしく4月、5月が過ぎるのかもしれませんが、今年度はご存知の通り、働き方改革関連法の柱となる残業規制などが大企業に義務化されたり、外国人労働者の受け入れ拡大がスタートしたり、秋には消費税増税が予定されるなど、今年度から来年度にかけて数多くの変化が起こっていきます。

こうした時期に、経営者の声をいろいろと見聞きしている、会社の組織・機構改革以上に、どうしたら次代を担う人材が出てくるか、ということに関心が集まっているように感じることが少なくありません。
法令遵守に集中し過ぎて、働く人の仕事の意欲、成長意識までもが縮こまることがないよう、チャレンジできる機会がある魅力ある仕事が見つけられる職場環境作りを考えているということも散見されます。

私どもに関わることで例を上げるとすれば、昨今ご相談が多い「のれん分け(社員独立)制度」も、そうした人材育成、キャリアパスの新しい形を模索していることの一つの現われのように思います。

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