米国で"The Great American ONLINE FRANCHISE EXPO"というウェブサイト上でのフランチャイズ展示会があります。4月下旬に始まり、案内によると2週間に1回(Bi-Weekly Expo Program)のペースで行われるようです。
日本のFC募集サイト(ポータルサイト)と同じように、FC本部の情報が掲載されるほか、「バーチャル・オンライン・イベント」というVR(バーチャル・リアリティ)ゴーグルを使って、店舗の様子などを疑似体験できるという仕掛けも用意されているようです。また期間中にはオンラインセミナーもあります。
もちろん、フランチャイズのポータルサイトはありましたが、展示会も活発に行われていました。それがCovid-19による都市封鎖や移動禁止を機会に、オンライン展示館が始まったようです。
日本では「自粛」ということで「そのうち元に戻る」という前提で、リアルの展示会は企画されています。
一方でオンラインによる加盟希望者との面談は少しずつ始まっています。
過去10年ほどの間にも動画や生放送による加盟説明会やオンライン商談の試みは行われていましたが、加盟希望者には受け入れ態勢がありませんでした。
Covid-19によって加盟店開発にも大きな変化を迫られているとも言えますし、加盟店開発の新しいスタイルを生み出すチャンスかもしれません。