ネットからの加盟問い合わせは、本当に「見込みにならない」のか?

― 2026年、加盟店開発の出発点として考えたいこと

2026年最初に立ち止まって考えたいテーマ

年が変わり、2026年が始まりました。
最初の記事として、少し立ち止まって考えてみたいテーマがあります。

それは、加盟店開発における「ネット経由の問い合わせ」についてです。

加盟店開発の現場ではここ数年、
• 資料請求や問い合わせは来る
• しかし面談につながらない
• 店舗見学まで進まない
• 結果として契約に結びつかない

といった声を聞くことが増えています。

「最近、加盟店開発がうまくいっていない気がする」

よく聞く現場の声

こうした状況が続くと、現場では次のような言葉が出てきます。
• 「ネットからの問い合わせは、結局決まらない」
• 「本気の見込みは展示会や紹介じゃないと来ない」
• 「資料請求は多いが、意味があるのか分からない」

この感覚は、決して一部の本部だけのものではありません。
多くの加盟店開発担当者が、似たような違和感を抱いているのではないでしょうか。

本当に「ネットのリード」は質が低いのか?

一度、問い直してみたいこと

ここで一度、あえて問いを立ててみたいと思います。

ネット経由の加盟問い合わせは、本当に“見込みにならない”のでしょうか?

確かに、ネット経由の問い合わせには、
• 情報収集段階の人が多い
• 温度感が分かりにくい
• 返信が途切れることもある

といった特徴があります。

しかし一方で、冷静に考えてみると、
• 他に、安定して経営者や起業志向者にアプローチできる手段はあるのか
• コストや再現性を考えたとき、ネット集客を完全に手放せるのか

という問いに対して、多くの本部は簡単に「YES」とは言えないはずです。

問題は「集め方」ではなく「扱い方」かもしれない

加盟検討は、そもそも長く揺れるプロセス

加盟検討という行為は、
• 高額な投資判断
• 検討期間が長い
• 途中で条件が整ったり、整わなかったりする

という性質を持っています。

つまり、最初の問い合わせ時点で
「すぐ動ける人」「すぐ決められる人」
であるケースのほうが、むしろ少数派です。

にもかかわらず、
• 問い合わせ=即面談
• 面談に進まない=見込みなし

という前提で扱ってしまうと、多くの検討者が途中でこぼれ落ちてしまいます。

面談につながらないのは、本当に「失敗」なのか?

失注と判断するには早すぎるケースも多い

加盟店開発の現場では、
• 面談につながらなかった
• 今回は見送られた

という結果が、すぐに「失注」として扱われがちです。

しかし実際には、
• 物件がまだ決まっていない
• 資金調達の目処が立っていない
• 家族や社内での調整が必要
• タイミングが合わない

といった理由で、判断を保留しているだけのケースも少なくありません。

それを一律に「見込みではない」と切り捨ててしまうと、
加盟店開発は常に“もったいない状態”になってしまいます。

2026年、加盟店開発の見方を少し変えてみる

加盟店開発は「判断を支える仕事」

2026年のスタートにあたり、
加盟店開発を次のように捉え直してみてはどうでしょうか。
• ネットからの問い合わせは「即見込み」ではない
• しかし「将来の判断候補」ではある
• 問題は、その途中段階にどう関わるか

加盟店開発は、
集める仕事でも、売る仕事でもなく、
「判断のプロセスを支える仕事」
なのかもしれません。

次回は、
「問い合わせ後のプロセスをどう捉えるか」を、もう少し構造的に考えていきたいと思います。

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