![「フランチャイズ化を進めて、事業を先鋭化する」](https://i0.wp.com/aqnet.co.jp/wp-content/uploads/2021/01/4065733_s.jpg?fit=640%2C427&ssl=1)
業態(事業形態)による部分もあるが、少なくとも直営事業で営業利益が確保した実績があるなら、基本的にはフランチャイズ化は可能です。
一口で言えば、「その業態の成功要因が明らかかどうか」
例えば、厚労省の統計では、美容室数は約25万店、理容室は約12万店。
平成の30年間で美容室は約62,000店増加、理容室は24,000店ほど減少しました。
コンビニの店舗数の比ではないですが、
従来から独立開業を目指す人も多い業界ですので、店舗数だけ単純比較は出来ません。
ただ、開業しても経営者として成功する人は非常に少ないとも言われます。
そうした中で、近年ではカットサロン、カラーリング、まつ毛エクステなど、
美容師資格を必要とする専門業態でチェーン展開している企業も現れいて、
フランチャイズ展開で店舗数を伸ばした本部もあります。
こうした展開は、専門業態として尖ったビジネスという共通点があると言えます。
それは、顧客に対してはもちろん、
加盟ターゲットにとっても魅力的であり、投資したくなるビジネスである点です。
コロナ禍で混沌とする中、暗中模索から明確な目的を持った事業展開へ、
その意味で、フランチャイズ化を目指して、事業を先鋭化を進めるのも良いと思います。