「のれん分け」から始めるフランチャイズ

10月も半ばを過ぎて秋らしい気候になってきました。
朝晩は、肌寒いくらいの日もあって、そろそろ冬支度をとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
街では、もうクリスマスケーキやおせちのパンフレットも出回って、年末に向けての慌ただしさが一気に来たようにも感じます。
つい先日までは、「残暑が続くねえ」と言っていたのが、急に「今年ももう残り少なくなってきましたね」などと言うほど、ここのところ季節の移り変わりの速さを実感しています。

さて、フランチャイズ業界の皆様も直営店だけでやっているという方も、今後の多店舗化に向けての施策にお悩みではないですか?

フランチャイズ本部の方は、加盟希望者の発掘に苦労しているというお話をよく伺います。
直営チェーンを経営している方からは、お店を増やしたいのだけれどなかなか店長が続かなくて困っているというお話を耳にします。
そんな悩みを解決する手段として最近注目が高まっているのが「のれん分け」制度です。「のれん分け」と聞くと、老舗店の番頭格の人が独立する際に長年の功労をねぎらう意味も兼ねて、同じ名前を使って商売することを許すというイメージが強いと思います。

最近では、ラーメン店や居酒屋などの店長が独立開業したいというときに、「のれん分け」するというような言葉を使う場合も増えています。しかし、口約束だけという場合やきちんとした決め事の無いまま「のれん分け」させてしまって、結局同じ名前で商売はしているけれど商品やサービス面で大きな相違があるのでお客様を混乱させてしまう、数年たつとお互いに関係がなくなってしまって、「のれん分け」したメリットがお互いに何もないということもよく見受けられます。それでは、「のれん分け」する意味がなくなってしまいます。

そんなことにならないためには、どうすればいいか?そのためには、フランチャイズシステムを活用して「のれん分け」制度を導入、運営するという形が最適です。
「のれん分け」した相手と元の企業との間でフランチャイズ契約を締結することによって両者の関係を明確に定義し、将来のトラブルを防止し、お互いに末永く良い関係を持続することができます。
仕組みとしては、「のれん分け」させる社員の要件を明確にして、一定の要件を満たした対象者に対して、フランチャイズ契約を締結してフランチャイズ加盟店として独立開業させるという流れとなります。その際には、開業に当たっての支援策なども併せて検討しておくことで、社員としての長年の貢献に報いるということも可能となります。

自社の今後の更なる事業拡大に向けて、フランチャイズ活用による「のれん分け」制度の導入を検討してみてはいかがですか。

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