新年明けましておめでとうございます
本年もアクアネットをよろしくお願い致します。
色々な方の年頭所感やご挨拶などに触れていますと、
今年は「大災害があった年が改まったので本格復興を!」というお話が多いように思います。
どうしても暗い気分になってしまった2011年から
新年を契機に明るく前を向いて進んでいこうという想いが強く感じられます。
アクアネットとしても、
これまで以上に皆様のお役にたてる会社をめざし
フランチャイズ業界が明るく成長できるよう
少しでも貢献したいという気持ちを新たにしました。
皆様の今年の抱負はどのようなものですか?
さて、2012年は団塊の世代が65歳を迎え、
本格的に一線を退き始める年のようです。
フランチャイズの業界においても、
団塊の世代がリタイヤするタイミングにあわせ、
シニア層をターゲットとした加盟店募集を強化してきた傾向があります。
この取り組みは残念ながらあまり成功しなかったように思われます。
「フランチャイズ加盟で第二の人生を経営者として過ごす」というニーズよりも、
「人生の後半を体が動くうちに楽しむ」という想いを持つ方が多数派だったのでしょうか。
フランチャイズ業界にかかわらずこれまでも
シニア層向けのマーケティングは機会あるごとに取り上げられ、
消費が低迷する中数少ない成長マーケットだとして、
多くの企業が開拓に挑戦してきました。
しかし、高い期待感とは裏腹に、なかなか思うように市場開拓が進まない事例が多いのも
シニアマーケットではないでしょうか。
たとえば、直接シニアをターゲットにする介護サービスのデイサービス(通所介護)などでは、
従来型の幼稚園を彷彿させるようなサービスは徐々に敬遠され、
個々人の尊厳を大切にするサービスが支持を集める傾向が鮮明になっています。
シニアマーケットをマスとしてとらえることは大事ですが、
それだけでは反響は得られず、きめの細かい個人のニーズに対応する
商品・サービスがシニア開拓の鍵といえるようです。
日本でフランチャイズビジネスがスタートしたのは、1963年と云われています。
来年(2013年)で丁度50歳の誕生日を迎えることとなります。
孔子の言によると50歳は「天命を知る」年齢のようです。
フランチャイズビジネスの天命(使命)とは何かを改めて考えながら
今年一年を過ごしていきたいと思っております。
どうぞ本年も宜しくお願い致します。