今年は、例年より開花時期が遅れたせいもあってか、
東京では一気に桜が開花したような気がするくらい、
あちこちの桜が咲き誇っています。
週末の人出も多く、昨年の自粛ムードから一転、
今年はお花見の人たちで桜の名所は埋まっています。
GWの各旅行社の予約状況も非常に好調のようで、
久しぶりに明るい兆しが見えているようです。
不況に加えて東日本大震災と原発の影響でどうしても暗くて後ろ向きの話題が多かった一年でしたが、
色々なところで明るい兆しが見えてきているのではないでしょうか。
先月号でも書きましたが、
フランチャイズ業界でも新規本部の増加と共に
潜在的な加盟希望者も増えてきているという傾向がはっきりと見て取れます。
中国をはじめ東南アジア各国においてフランチャイズビジネスが大幅に伸びているのは、
よく知られていることですが、一時停滞気味であったアメリカでも昨年辺りから
完全に右肩上がりになってきています。
日本のフランチャイズ業界は、全体として、これまで数年遅れでアメリカの動きを追ってきています。
そうした動きを考えると、
今年は日本のフランチャイズ業界が急回復を遂げるきっかけの年になるような気がします。
フランチャイズ業界では、ここ数年業種の拡がりが顕著になってきていますが、
そうした傾向にさらに拍車がかかり、業界全体としても大きな成長が見込める可能性を
秘めているのではないでしょうか。
そんな時こそ、自社の更なる成長に向けて、フランチャイズパッケージの見直し、
新立地の開拓、新業態の開発などに自社の進むべき方向性を見出してはいかがですか。
方法はいくらでもあります。
年度初めに桜を楽しみながらゆっくりと考えてみませんか。