日本のトップメーカーから「未来を見据えた事業モデルの『チャレンジ』から、今から『チェンジ』に舵を切る」とのメッセージが発信されています。
海外売上が6割となる同社は、トップが先頭に立って事業モデルのチェンジに取り組んでいこうとしています。
自動車製造会社から、自動車と共存する新しい社会を創造する会社(モビリティカンパニー)へのチェンジ。
その実験場を静岡県の工場跡に作られるそうです。
そうした中で、今年の年頭に同社の豊田社長は、本社スタッフには自社のチェンジに一緒に向かおうという一体感を感じない、一緒にやろういう方は自ら出て欲しいと熱く語っています。
企業の基幹を企業トップの間近で支える部門が、最も鈍感になっている。「井の中の蛙大海を知らず」とも聞こえました。
そのスピーチ映像から、「もはや待ったなし」という強い危機感とともに、「チェンジ」に賭ける闘争心を感じました。
また、こうした映像を社外にも発信することにも、豊田社長自身が率先してチェンジの姿を示しているとも思います。
翻って、フランチャイズチェーンでも、事業環境の変化への対応は待ったなしの状況にあるのではないかと思われます。
自社においてはどのような「待ったなし」があるのか?ないのか?
もしあるとすれば、どのような「未来」をトップが描いているのか? など。
それでは、具体的なアクションプランをどのように創出するか。
当たり前過ぎるかもしれませんが・・・原点回帰、お客様やフランチャイズ加盟店に聞くことから始めることではないでしょうか。