「既存店には宝が埋まっている!?」

ここ数年外食チェーン各社では、原材料の高騰、人件費等のコスト増で、小幅ながら値上げが続いています。また、人材不足、営業時間の短縮などのマイナス要因を、プラスの施策に置き換え、積極策を講じようとする動きが増えています。

既存店の改装を機会に店舗運営の実態把握をやり直した上で、新しい機器の導入、動線の見直しなどを進めて、より効率的な運営を図っていることは、新聞等でも紹介されていますが、顧客目線に立った小さな工夫を積み上げ、コストパフォマンスの良い改装で成功を収めているという話も耳にします。

営業利益を出してきた既存店舗は、オープンから今までに積み上げた業績に裏打ちされた価値があることが見過ごされることも少なくありません。
既存店舗を新しいデザインの店に改装するだけで、売上が戻る例は枚挙に暇がありません。
例えば、売上が平均を下回る店舗、赤字ギリギリで推移している店舗を社員独立制度によるのれん分けを機会にリニュアルオープンしたところ、業績がV字回復した例は数多くあります。
ある意味で既存店には宝が埋まっていると言えるのかもしれません。

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