このところ、海外のドラマを日本版にリメイクした番組がいくつもあるようです。
「NIKKEI STYLE」では「常盤貴子の『グッドワイフ』米国ドラマを大胆アレンジ」という見出しで紹介しています(2019.2.18.付)
昨年あたりから「SUIT/スーツ」「グッド・ドクター」「シグナル」などがありましたが、4月以降にも海外ドラマのリメイク企画が続くとのこと。
最近はBSやインターネットで、原作ドラマが視聴できることもあるので、比較して観る人も少なくないようです。
「リメイク」にもほとんど同じストーリーのものあれば、登場人物や設定、ドラマの筋書きはほぼ同じでも、日本を舞台に描きなおしていて原作と違う作品に仕上がっているものもあるようです。
それでも日本で一定の視聴率を獲得できる「リメイク」作品は、単に日本人が演じるという域を超えた、視聴者を惹きつける魅力を創造しているのかもしれません。
フラチャイズビジネスでも、これまでにもたくさんのフラチャイズが海外から入ってきました。
すぐに思い浮かぶブランドと言えば、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、セブン-イレブン、ミスタードーナツ、タリーズコーヒー、カーブス等々。
こうした日本で成功を収めた本部は、日本のマスターフランチャイジーが日本向けリメイク(ローカライゼーション)に、様々な壁にぶつかりながらも、粘り強く取り組み、日本で受け入れられるブランドに育ててきたという歴史があります。
今年のフラチャイズ・ショーにも海外から多くのブランドが出展するようですが、海外ドラマのリメイクのように日本向けにリメイクできる幅、条件もしっかり交渉することが大事だと思います。