フランチャイズ・チェーンに多いサービス業では、店舗型、訪問型など、現場があってのビジネスの中心です。
新型コロナ感染で、ビジネス環境が大きく変わったという話もよく聞きますが、
店舗、現場で働く人々においては、その場所に行って初めて仕事になる、という意識が根底にあって、
それは働き方は変えられないということに繋がるからなのかもしれません。
ただ、感染が拡大する中で、出社できないという事態で、予期せぬ人手不足が起きることも増えています。
もしかするとそうしたことの延長線上に、事業継続を阻むことがあるかもしれません。
また今後ますます人手不足、人件費の高騰は進みます。
何かしらデジタル化、業務のIT化に取り組みたいと思っても、ITのことがわからない、相談する相手がいない、
相談しても専門用語がわからないために話が進まないなど、行く手を阻むものが多いかもしれません。
全社員にデジタル研修を新設するなど、人材育成から始めた大手企業もありますが、まだまだ先は長いと言えます。
逆に考えると、今ならまだ間に合うということでもあります。
スマートフォン、パソコンなどの端末(デバイス)は、身近なものになりましたが、「デジタルを使う」ことには至っていません。
これからデジタル化で最初に取り組むのであれば、売上利益アップに直接効果があることから始めると良いと思います。
社員や加盟店のモチベーションも上がりやすそうです。
例えば、1本のYouTube、Tiktok撮影からヒントを得ることもあるかもしれません。
そうした道具を「どの場面で」「どのように」使うと効果的なのか?
加盟店開発、店舗サービス、加盟店とのコミュニケーションなど、
自社にあったシーンから順番に取り組んでいくことをお勧めします。