「顧客はどこから来るのか? 情報とデータは入手できていますか?」

首都圏でのコロナ感染拡大で緊急事態宣言の地域も広がるようです。
街中、交通機関の混み具合は? と言えば、実感としてはワクチン接種が進んでいるためか、夏休み時期だからか、仕事以外と思われる人も多く見受けます。
昨年5月頃を思い返すと「新しい日常スタイルへの変化」が定着しているようにも感じます。
それだけに、感染防止への配慮も怠らないようにとも思います。

先日、日経MJ紙に「20年度小売業調査」が掲載されていました(2021年7月28日付)。
東日本大震災の影響があった2011年以来、9年ぶりに総売上高が前年割れしたとの見出しです。
特に百貨店は都市部、地方とも大幅に減少。
コンビニは店舗数の多い首都圏、大都市圏の売上減少が響いたようです。
ただ、その中で業種別には地域スーパー、地方スーパー、生協、通信販売は前年をクリア。
特に通信販売は21.5%増。
通信販売はこれまでも伸び続けてきた中で、巣ごもり景気を代表するような結果とも言えます。

「自社の顧客、見込み客がどこに住み、どこから自社に来るのか、何をきっかけに購入・利用に至るのか?」

感染症との攻防が続く中で、簡単には見極めづらいことです。
しかしながら、世の中に吹く風向きは時々刻々と変化し、先を見通すことが困難です。
通信販売でもすべての会社が前年をクリア出来ているわけではありません。

会社の規模に関係なく、個人でもネット販売が出来る時代。
顧客の目に留まる、注文したくなる仕掛けと商品(マーケティング)がなせる技と言えます。

外部環境の風に惑われないよう、自社が顧客から得られる情報・データを収集分析して、自社の顧客が求める価値、顧客との距離を把握して、次の一手を見極めていきたいものです。

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