
ミャンマー出身の女性が、セブン-イレブンの加盟店オーナーになったとのニュースをみました(2023年6月9日付日経電子版)。
店舗従業員で経験を積んで、独立を果たしたとのこと。
この記事のトピックは、外国人オーナーが誕生したことでしたが、
現場を一定期間経験してから加盟店になる制度は、
確実な出店、フランチャイズを増やす仕組みとして、今後より注目されると考えられます。
もちろん、加盟希望者が減少する、慎重になるといったことが大きな要因ではあります。
そのほかに、加盟から数十年経ったリタイア間近の店舗の継続を助ける
という意味でも、活用の可能性があるのではないかと思います。
日本マクドナルドのフランチャイズオーナー募集サイト(※)に紹介されているフランチャイズオーナーの中に、「20●●年承継資格取得」と記載されている方がいます。
親がオーナーだったという方も、もちろんいますが、それだけでもないようです。
長年営業してきた店舗は、周辺地域の方から親しまれてきた店とも言えます。
そうしたお客様の支持も引き継げるオーナー候補を育てることも、
大切になってきます。
特に、団塊の世代の加盟店オーナーが多いフランチャイズ本部にとっては、
事業承継の仕組みを含めた、のれん分け制度を考えてはいかがでしょうか?
※日本マクドナルド(株)/マクドナルド フランチャイズオーナー募集サイト>多様なオーナーオペレーター