適正価格はお客様が感じることを忘れずに

買い物をした際「値上げラッシュに慣れてきた?」とふと感じることがあります。
原材料の値上がり、人件費の高騰などから「値上げしたい」、
今が値上げの好機と考えている経営者の方がほとんどかもしれません。
しかし、安易な値上げで、知らず知らずのうちに客離れを起こしてしまう危うさがある、
そんな消費動向が続いています。
そこで考えたいのは「適正価格」です。

ところで「適正価格」というと、どういったイメージを持ちますか?

最近の言葉では、コスパ、タイパが良い商品やサービスということになると思います。
コスパは、コストパフォーマンス、
タイパは、タイムパフォーマンスです。
お客様が理解して、今後も利用いただけるような「値上げ」が出来れば成功です。

10月から全国的に最低賃金が改定されましたが、実際に労働者の手元に届くは11月以降です。
また、仮に収入が上昇しても、それ以上に物価が上昇しています。

外部環境にかかわらず、お客様の財布の紐が緩むような、
行きたくなるような店つくり、商品・サービスの品質向上があっての「適正価格」の設定をぜひ考えてみてください。

フランチャイズチェーンであれば、フランチャイズ加盟店の収益確保にもあるような価格戦略も十分考慮することが大事です。

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