弊社が無料で行っている「フランチャイズ相談」で、
相談者の方が相談したいことで一番多いのは、
自社のビジネスはフランチャイズ化できるかどうか?
です。
確かにフランチャイズに向いているビジネス、そうでないビジネスはあります。
ただ、それ以前に抑えるべきことがあります。
それは、
そのビジネスでの実績があるか?
どのようなビジネスか?
どれくらいの売上・収益があるか?
初期投資にいくらかかるか?
といったビジネスを拡大する上で、ごくごく基本的なことです。
たまに、まだ実績のない、机上のプランで
フランチャイズ化の相談をいただくことがあります。
まだ一度も市場に出たことのない机上のプランは、
成功の裏付けがない訳なので、
フランチャイズというより、投資を募るようなものです。
さて、基本的な条件が揃っているようであれば、
フランチャイズ事業を企画し、
フランチャイズパッケージを構築していくという段階を進めることは可能です。
次に、やるべきことは「フランチャイズパッケージ」を作ることです。
「フランチャイズパッケージ」とは、フランチャイズの商品のことです。
つまり、フランチャイズパッケージをつくることは、ビジネスの商品化です。
より具体的には、
経験上、加盟者視点の魅力やメリット、
本部のリスクヘッジなど、
フランチャイズ展開を始める前に想定できる課題を潰しながら、
加盟希望者が出てきた際、スムーズに商談を進められるようにする。
といったイメージを持っていただくと良いと思います。
「ビジネスの商品化」と聞くと、
既存事業が完璧な状態でないとフランチャイズ化は難しいと考える経営者の方もいます。
しかしながら、フランチャイズパッケージはカタチが見えない商品です。
何を持って「完璧な状態」とするか、という問いの答えはありません。
加盟店募集、FC出店を行う中で、試行錯誤し、改善していくしかありません。
大事なのはフランチャイズパッケージをリリースした後なのです。
今回は、フランチャイズパッケージをつくるという基本的な話でした。
ご相談、ご質問がありましたら、お気軽にお問合せください。