なぜ“反響”があっても加盟に繋がらないのか?

─ 貴社では加盟店開発をマーケティング視点で考えていますか?

8月のある展示会。
開発担当のAさんは、ブースで名刺を100枚以上集め、「かなり手応えがあった」と報告した。
ところが、3か月経っても加盟申込みは1件も来ない――。

これは、決して珍しい話ではありません。
加盟店開発において「反響=成果」と誤解し、接点は作れても、信頼と共感が積み上がっていないことで終わってしまうケースは少なくありません。

多くのFC本部では、
「資料請求があった」
「展示会で興味を持たれた」
ことに安心してしまい、その後の育成ステップ(ナーチャリング)を設計していないことが課題です。

これは営業の問題というより、“マーケティングの設計”の欠如です。

今、加盟希望者は情報を“探す”時代から、自分に“合う”ビジネスを感じ取り、信頼して選ぶ時代に変わりつつあります。

だからこそ、加盟店開発は
「営業力で押し切る」から
「関係性を育てるマーケティング」へ
視点を変える必要があるのです。

次回は、加盟希望者のペルソナ設計について考えてみたいと思います。

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