7月より本格的に節電規制がスタートしましたが、皆様の会社やお店ではどんな対応を実施されていますか? 
例年に比べて夏の到来が早いような気がしますが、6月での観測史上最高気温を記録したところが何カ所かあるということなので決して気のせいではないようです。
そんな暑さの中、各企業では節電規制に基づいて休日の変更やサマータイムの導入など稼働時間をずらすことによる節電と空調温度の引き上げ、照明の消灯など出来ることは何でも、という涙ぐましい取り組みが行われています。
その甲斐あって、毎日の電気予報を見ていても比較的余裕を持って推移しているようです。これで安心できるわけではないでしょうが、これだけ短期間で非常に大きな成果があがっています。これだけの大きな外部要因があると一気に変革が進むという見本のような状況が生まれています。恐らく大きな痛みを伴いながらの対応だと思いますが、結果だけを見ると頭の下がる対応状況です。
そして、オフィスや工場だけではなく、日常生活に密着した店舗でも様々な取り組みによって節電効果をあげながらも、きちんと売上を確保しているところが多いようです。
最初は、暗い店内に驚かされましたが、今ではすっかり慣れてあまり明るいお店だと逆に不安になったりというような感覚も引き起こされます。
店内温度も以前より高く設定されているので、ゆっくりと涼んでというようなお店はほとんどありません。
それでも、今では当たり前になってきました。いい意味でみんながこの状態に慣れて、節電が進み、コストも下がり、地球環境にも優しい社会が作れるという非常に好循環型の経済サイクルが出来るきっかけになっていると期待してもいいのではないでしょうか。
今回は、原発事故という全く歓迎できない事象がきっかけとなっているので、こんなきっかけはない方がいいと思いますが、いい意味での外圧は企業の変革にとって不可欠なのかもしれません。
そして、生活者の意識やニーズを大きく変えるきっかけにもなるような社会環境の変化が目に見えないうちに始まり、その動きがいつの間にか企業に大きな影響を与えていることも十分に認識しておく必要があります。
太陽光発電やLED電球の普及促進の一方で扇風機やうちわ、すだれなど昔懐かしいものも復活しています。
生活者の意識が変われば新しいモノだけではなく古き良きモノも脚光を浴びるようです。
我々も、次の変革のきっかけとなるような環境変化の小さな芽をきちんと見つけて、新しい商品の開発はもちろん、過去の商品やサービスの掘り起こしなど様々な観点で自社の経営資源を見つめ直してみましょう。

 

 

 

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