真冬から初夏へとあまりにも極端な気候の2月となっていますが、体調維持にはくれぐれもご留意ください。私は、1月のタイに引き続き2月も初旬からインドネシアのジャカルタへ行っていたので、さらに気温の変化に戸惑っています。
さて最近、大手コンビニの加盟要件にあった年齢制限が大きく緩和されているのをご存知ですか?
セブンーイレブンが55歳から60歳へ、ローソンが65歳、ファミリーマートが70歳と新規加盟の年齢制限を引き上げています(一部契約においては、特例もあります)。
最近、フランチャイズの展示会や加盟説明会などに参加している方の年齢も上がってきています。高齢化の進展に伴って、定年後も働きたいというニーズが増えているのは間違いのないところです。
早期退職制度の活用が進んでいる企業も増えています。そういった方々が、特に自分のやりたいことがある訳ではないのだけれどという場合、独立の手段としてフランチャイズ加盟を検討したいというのは自然な流れです。長年働いてこられた方々なので、一定の資金はお持ちです。
しかし、サラリーマン経験が長いと独立して経営者になるという大変さを今一つ理解しきれていない方も多いように見受けられます。加盟すれば本部が何とかしてくれるという思いが強い方も多いようです。
特に自分で営業しなければいけないということがよくわかっていない方が多くいらっしゃいます。
そんな加盟希望者を受け入れる本部側は、彼らが成功できるように加盟前の説明内容や開業前研修、開業時の支援など、事業が軌道に乗るまでのサポート体制を今まで以上に充実させる必要があります。
フランチャイズチェーンが成功するためには、加盟者が確実に成功をおさめることで、次の加盟者を呼び込むという正のスパイラルが欠かせません。
最近、加盟者の年齢が比較的高くなってきた、加盟者の成功確率が上がらないという本部の皆様は、自社の加盟時の加盟者審査、開業前研修から開業時の支援内容、そして、その後のスーパーバイザーによるフォローや研修などの体制が十分かどうかをもう一度見直してみてはいかがですか?
開業後3カ月までが成功のためには最も大切な時期となります。
来月9日から11日の3日間、日経新聞社のフランチャイズショー2016が開催されます。
弊社も例年通りブース出展します。また、弊社の民谷と松久がそれぞれセミナー講師も務めます。
お時間の許す方はぜひご来場ください。