2012年も、3日間(3月6日~8日)にわたるフランチャイズショーが終わりました。

昨年は、ショーが終わった翌日に東日本大震災が発生し、
日本経済にとっても、フランチャイズ業界においても未曾有の危機に見舞われた年となってしまいました。
今年のフランチャイズショーでは、昨年の悪夢を乗り越えて、
将来に向かってフランチャイズビジネスへの参入を考えていこうという方が多いように感じました。
来場者も増え、活気にあふれるブースも数多く見受けられました。

全体の傾向としては、ここ数年同様サービス業分野の出展企業が増えています。
特に介護分野や整体、ストレッチなど健康分野の本部が増加し、
高齢化社会における抗加齢や介護予防といった観点のビジネスモデルが増えているようです。

教育分野では、中高生向けの学習塾が少し減少し、
幼児から小学生低学年に向けたパッケージが増加しています。

(社)日本フランチャイズチェーン協会40周年記念展示もあり、
日本のフランチャイズ業界の歴史を感じる場もありました。
日本にフランチャイズシステムが導入されて49年が経ちますが、
小売りや海外からの外食チェーンが中心だった初期のころに比べると
フランチャイズ業界は、本部の数や売上規模が拡大した以上に、業種、業態の拡がりが大きくなり、
フランチャイズシステムが導入されていない業種はないくらいになっています。

直営主義を貫くと言っていた企業の多くで、フランチャイズシステム導入が検討され、
実際に取り組みが始まっている事例も多く見受けられます。
フランチャイズなんて本部だけが儲かって加盟店オーナーは搾取されるだけと言っていたオーナーたちも
2店目、3店目をオープンさせて事業拡大を実現するようになっています。

今年(2012年)のフランチャイズショーは、ここ数年の中で最も盛況のように感じました。
そして、本気で加盟本部を探している人たちがいつもより多くいらっしゃったような印象も受けました。
フランチャイズシステムが日本の経済システムの大きな柱として認識されてきた証かもしれません。

一時不振に陥っていたアメリカのフランチャイズ業界も、
最近は完全に右肩上がりの予測が多くなっています。
アメリカの後を追うように成長してきた日本のフランチャイズ業界が、
ここ数年の頭打ち状態から抜け出す兆しを見せたのが
今年のフランチャイズショーだったような気がします。

本部運営を目指す方も、加盟で新規事業に参入しようと考える方も、
新たな一歩を踏み出す時期が来ているのではないでしょうか。
私どもも、そんな皆様をこれからも精いっぱい支援していきたいと考えています。
共に夢を持って前に進んでいきましょう。

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