2015年上期ヒット商品番付から読む

関東以西は、梅雨入りとなりました。今年は、男性的な梅雨になるという予報もあります。
真夏に起こるゲリラ豪雨のような雨に見舞われることもあるとのことです。
突然の豪雨にも大きなトラブルとならないようできるだけの備えをしておきましょう。

さて、先日、日経新聞社から2015年度上期のヒット商品番付が発表されました。
東西の横綱は、インバウンド旋風と北陸新幹線です。両方とも大きな消費を喚起して日本経済の活性化に貢献しています。
西の大関には、ベアが入るなど、景気上昇に関係するものが上位を占めています。

フランチャイズ業界に関係のあるものも幾つかランキング入りしています。
東の関脇にはセブンドーナツが、西の関脇にはイートインがランクインしています。
セブンドーナツは、以前ランクインしたコンビニコーヒーのお供として登場しましたが、今年度は4億個の売り上げを見込むそうです。
イートインは、都心のコンビニでは、当たり前になりつつあります。
スーパーマーケットなどでも増えています。
さらに、モスバーガーのソイパティに代表される野菜系ファストフードも前頭にランクインしています。
これらは、大手チェーンでも環境変化に適応するための企業活動がうまく機能すれば、お客様に支持され続けることも可能だということの表れです。

また、飲食関連では、クラフトビール、ブルーボトルコーヒーなど、個性のある新たなブランドや商品がランクインしています。
ポピュラーな商品分野であるコーヒーやビールのジャンルでも、新しい視点の商品やサービスの登場がお客様の新たなニーズを喚起するという証です。

しかし、一方で、マクドナルドや和民など大手チェーンが大苦戦しています。
業界トップを走ってきた両社の苦戦は、これまでの成功体験に縛られ、環境変化への適応が遅れた結果だと推察できます。
しかし、大手でも毎年のようにヒット番付に登場するセブン-イレブンのように環境変化への適応に成功しているところも数多くあります。

今年後半には番付に登場できるようなヒット商品やサービスを提供できるよう、皆様も自社の環境変化に適応するための取り組みをもう一度見直してみてはいかがですか?きっと何か社内にヒットの芽があるはずです。

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