電車の社内広告中で「a.v.vなんて読む?」というムービーが流れていました。
どこの会社がなぜこのようなムービーを作ったのかが気になり、調べたところ、ファッションブランドを展開するイトキンの広告でした。
「ブランド名の『a.v.v』、なんて読めばいいのかわからないそんな声にお応えして、ムービーを作りました。」とのこと。
答えは「アー・ヴェ・ヴェ」。どうやらフランス語からきているようです。
屋号やブランドは人の記憶に残ることが来店動機に繋がるというのは、マーケティングの基本ですが、屋号を考える時にどうしても「カッコイイ」「コンセプトを表現する」などの発信する側のこだわりが優先してしまい、お客様のことを忘れてしまうことがあります。
例えば「マクドナルド」「ケンタッキー・フライドチキン」は、日本進出した時代背景もあったようですが、当初はは看板などは「カタカナ」表記がありました。そして消費者側から「マック(マクド)」「ケンタ」と呼ばれ、親しまれるようになっていきました。
最近の例では「スタバ」がありますが、どれもうまく日本化したことがファンを劇的に増やした要因の一つといっても良いのではないでしょうか。
「ひと目見て読める、何屋なのかが分かるチェーン名」かどうか?
屋号を考える時にはよく考えなければいけない、とても大事なことです。