「アルバイト・パートの選考プロセスにおける辞退についてのアンケート調査」結果がリリースされていました(ディップ総合研究所、ディップ株式会社)。
この調査結果によると「選考中に辞退したことがある人」が全体の43.5%あり、応募から初出社までの各段階でも辞退経験があるとの結果になっています。
中でも、特に目を引いたのは「初回コンタクト前」に辞退した経験者が45.2%もあったことです。その理由として「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」が43.1%、その次に多い回答が「応募先から初回の連絡が来るのが遅かったから」が29.4%となっています。
さらに、希望する初回コンタクトの連絡スピードという質問では、「応募から1日以内に欲しい」が6割。その中で「半日以内にほしい」も3割強となっています。
また、応募後から「1週間くらいで働き始めたい」という回答が7割弱でした。
スマートフォンを持っていれば常時インターネットに繋がっている時代には、レスポンスもスピード重視がより一層顕著になっているようにも思います。
パート・アルバイト採用を店舗毎に行っている場合は、こうした初期対応にスピードを求めることが難しいという状況にあるかもしれませんが、今回のアンケート調査にあるような情報をもとに、自社や加盟店の求人・採用の流れを改めて検証しても良いかもしれません。
(調査に関する出典:ディップ株式会社/1月21日発表・同社プレスリリース)