韓国・平昌で開催中の冬季オリンピックでは女子ジャンプの高梨沙羅選手が雪辱を果たす銅メダルを獲得するなど盛り上がりをみせています。
そのジャンプ競技ではジャンプ台に吹く「追い風」と「向かい風」の微妙なバランスを計測しながら、競技する順番で風による有利不利がなるべく生じないような配慮する進行を行なっているそうです。
フランチャイズ展開を進めていく時にも、如何に時代の流れを見極めて、早く次の一手を打てるかどうかが大事な局面があります。ただ、成功体験から離れられずに新しいことに踏み出せなかったり、日常業務にばかり目を奪われて危機意識を阻害することもあるのかもしれません。
フランチャイズチェーンの最先端の現場を担うスーパーバイザーの役目は重要です。担当店舗の改善はもちろんですが、近隣の競業やマーケットの変化を敏感に感じ取ったことをSV間で共有して、チェーンとしての対策を講じる必要があるかもしれません。
フランチャイズ関連のニュースを読んでいると、先見性のある施策を講じるチェーンほど、本部の危機意識が高く、加盟店との連携がしっかり出来ているように思います。
FC本部にあって小さな変化を見逃さない鋭敏なアンテナはスーパーバイザー機能だと言えます。自社チェーンのビジネス特性にあったスーパーバイザー機能「5C+1P」の仕組みとチーム作りが大切だと思います。