今年もあと1カ月となりました。
株価は高値安定しているように見受けられますが、日本の消費はデフレに戻る気配が段々と濃くなっているようにも感じます。
新型コロナ感染のニュースばかりに目を奪われていると、肝心なビジネス動向の一歩先を読み違えてしまうのではないか、そのような危機感さえ覚えます。
かと言って無視することは出来ません。どこに勝機を見出すか、日々目の前のことに集中して、試行錯誤を繰り返すしかありません。
今の状況が続く中で、多くの企業では当面の経営の壁は資金の確保です。
同時に、モバイルや在宅ワークなどによって、チーム力、人材力をどう高めていくといった人材育成も課題になりつつあります。
特に流通サービス業界では、来年以降、人材の流動化は避けられないと思います。
伴って、早期の戦力化、マネジメントのあり方、チーム力の強化、組織運営での新しいルール作りやデジタル活用が求められてくると思われます。
FC本部では、デジタルの活用による本部運営の業務効率化、人材育成、スーパーバイジング、店舗マネジメント、そして本部のリスク管理の強化も一層求められるに違いありません。
デジタル活用はここ数年の大きな課題の一つでしたが、来年以降はFC本部の運営や人材育成で、より一層必要かつカギを握るものと思います。
私どもでもデジタルツールを活用したFC本部構築、本部機能の整備など、新しい取り組みをお客様のニーズに合わせながら、進めています。
来年への一手を打つべく、師走の月を突っ走っていきませんか。