「新しい働き方に対応したフランチャイズ関心高まる気配」

年末年始も首都圏では新型コロナ感染が拡大して、医療機関などの逼迫、海外渡航制限の強化など、ニュースで捉えきれないほど情報が錯綜して、目の前の判断すら難しい状況になっています。
可能な限り、感染防止対策を取りながら、課題を整理して一つ一つ取り組んでいくことで、良い一年にしていきたいものです。

ところで、昨年からの新型コロナ感染で飛んでしまった感がありますが、昨年は働き方改革が本格化する年でもありました。
中小企業への時間外労働上限規制の適用、同一労働同一賃金がスタートしました。
またテレワークの推進、アウトソーシング市場の拡大、シニア世代の活躍、外国人人材の活用などもテーマになっていました。

「人生100年」の時代に、どのような生き方を選択するのか、また選択肢があるのか?

新型コロナ感染に伴って、これまでは政府や大企業が先行していた働き方改革が、個人レベルの問題としてクローズアップされるに違いありません。

また、外出自粛や在宅ワークで時間の使い方や捉え方にも変化が生じて、独立や副業を考える人も増えていくことも予想されます。

コンビニの出店が一時的に滞っている中ですが、
このところフランチャイズ募集のポータルサイトでも、個人を対象にして特集を組んでいるものが増えています。
ゴルフ用品リユースのゴルフパートナーでも個人加盟向けのパッケージを発表していました。

こうした動きは、働き方の変化とどのような形でマッチングするのか、従来からの方法を踏まえつつ、いろいろと新しい流れが生まれてくるのではないかと考えています。

また、独立のニーズに応えるフランチャイズパッケージを用意できるよう準備していくのが、どのような業態なのか、本部なのかにも注目していきたいと思います。

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