「ヤマト「DX人材1000人育成」 教育プログラムの全貌」との見出しが目に止まりました(日経電子版、2021年5月20日付)
ヤマトホールディングスの記事によると「DX人材プログラム」の主な項目は以下のようになっています。
ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、レポーティング、デザインシンキング、リサーチ、アナリティクス、ヒアリング、プロジェクトマネジメント、プレゼンテーション、ファシリテーション、アジャイルワーク
当然ながらプログラミングも学ぶ講座もあるようです。
このような話題への反応の多くは、
「大企業の話でしょ?」
「うちはようやく社員全員にパソコンとスマホを貸与したところ」
「使い方は皆んな知っているでしょうから必要ないです」 等々かと思います。
ですが、店舗や加盟店の現場でも様々なデジタルデバイスが普通に使われるようになりつつあります。
特に昨今の状況下、お客様や加盟店とのコミュニケーションにもオンライン(デジタル化)の大波が押し寄せています。
例えば、スーパー、コンビニでもセルフレジの導入が進んでいます。
出前の注文はアプリやウェブサイトからで、電話注文は昔ながらの近所の中華屋かそば屋を残すまでとなりつつあります。
そうした変化の中で、現場で働く人々には、例えばコミュニケーションをより円滑に、より頻繁に持てるようにする、新しいオペレーション(行動パターン)が求められていきます。
例えば、FC本部の加盟店開発、スーパーバイジングなどは、今後大きく変貌していくと思われます。
そうした変化が間近に迫る中で、ロジカルシンキングなどのビジネススキルの基礎を共通用語に出来ているかどうかが、組織力にも関わっていくと思います。
他人事と思わず、自社にとってのデジタルシフトを考えてみてはいかがでしょうか?