スーパーバイザーのリスキリングは、チェーンの差別化にもつながる

先日、2023年秋の「スーパーバイザー学校」(主催:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会)が開講しました。
FC本部のスーパーバイザーが業務を遂行するために必要な基礎知識やスキルを、
5ヶ月間(毎月3日連続、最終回は2日)かけて学び、その後筆記試験、面接試験を経て「スーパーバイザー士」に認定されます。
年2回(春開講・秋開講)で定員50名の同講座は、毎回満席とのこと。
FC本部として30年以上になる知名度の高い企業のSVの受講生も多くいます。

SV向け研修制度がない本部が社員教育の一環として受講させているケース、
社内研修制度がある企業でも、一定の基準を満たすと受講できるという本部など、
活用のしかたは本部の事情によるところがあります。

講座の内容は、基礎知識といっても、実務では学ぶ機会が少ないフランチャイズに関する法律知識、会計の基本、コミュニケーションスキル、マーケティング、問題解決など、かなり幅広く、網羅的なカリキュラムです。

フランチャイズチェーンは、業界的に流通サービスが多いという面、
社内研修を充実させるにも、対象者が少ない、あるいは時間やコストが作りづらいなどの事情もあるかと思います。
また、スーパーバイザーは会社では「一人前」と見なされて、SVに必要な学びは本人次第になっていることも多いと思われます。

スーパーバイザーに限りませんが、「リスキリング」の必要性が言われる昨今、自社商品・サービスのみならず、
人材の差別化による競争力強化にも目を向けることはとても大事なのではないか、とスーパーバイザー学校のご案内などを通して思った次第です。

スーパーバイザー学校概要‐(一社)日本フランチャイズチェーン協会

 

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