ドミノ・ピザジャパン、強気の戦略は10年後に2,000店

ドミノ・ピザジャパンは、2013年にドミノ・ピザ・エンタープライズ(DPE)の傘下に入りました。
2019年以降は日本国内のフランチャイズ展開を強化し、年100店ペースで出店、
先ごろ(2023年10月)に国内1,000店目をオープン。
1,000店舗目のオープン記念イベントの記事によると、
2033年までのロードマップのキーワードは、
「地方」「平日は夕方以降限定」「小型店舗」「サステナブル」
日本の地域事情、SDGsなどにも配慮し、新しい店作りをしていくと言います。

日本に上陸したのは、1985年だから、今年で38周年になります。
ただ、2010年頃までは、関東が中心で、日本法人の直営店がほとんどで、店舗数も約200店舗。
それが株主が外資系に変わり、エリアフランチャイズ企業が日本法人の親会社になったことをきっかけに、
フランチャイズ展開が急速に進んだのです。

しかしながら、それは企業の経営が変わったから急展開したとは言えません。
日本人が、夕食にピザを食べる、
しかもデリバリーで注文するという食文化が、全国的にも広がるまでに、
他にも数多くの同業他社の栄枯盛衰の歴史がありました。

地方に行くと、地元で長く営業しているデリバリーピザ店も少なくありません。
それらの中には、ドミノ・ピザの日本上陸に刺激を受けた地元の経営者が起業したという話を聞いたことがあります。
そうした数多くのデリバリーピザ店が、日本全国にピザのデリバリーを注文するという食習慣を伝えたことで、
大手チェーンも全国展開の戦略が見えるタイミングが生まれたと言えるかもしれません。

[参考]DPEについて
同社は米国外において、最大のドミノ・ピザフランチャイジー企業です。
オーストラリア、ニュージーランド、ベルギー、フランス、オランダ、日本、ドイツ、ルクセンブルク、台湾、マレーシア、シンガポール、カンボジアにおけるドミノピザのマスターフランチャイズ権を保有しています。
現在、3,800店を超える店舗があります。
Domino’s Pizza Enterprises Limited(DPE) Website(英語)

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