事業継続力、コンビニ50年から学べることは?

ファミリーマートの1号店から50周年を迎え、最近の取り組みが日経新聞で紹介されていました。
高度成長期に始まった頃、
ダイエーに代表される安売りする大型スーパーが台頭し、
個人経営の多い商店街が危機に瀕すると言われました。
街中の食品スーパーマーケットは、
その後衣食住にまつわる様々な商品やサービスを提供する大型商業施設へと変貌しました。

そうした中、コンビニは「高い」けど「便利」というサービスをウリした小型店として、身近な存在へとなっていき、ました。
コンビニの商圏は、人口2,000〜3,000人に1店とも言われますが、成功のカギは「立地」にあります。
他社のみならず自社競合を厭わない出店戦略が長く続きました。

ファミリーマート、ローソンは、中小のコンビニチェーンを吸収しながら発展してきました。
その結果、店舗数では、1位セブン-イレブン、2位ファミリーマート、3位ローソン(複数ブランドあり)の大手3チェーンがほぼ独占しています。
※最近の調査によると、コンビニは16チェーン(2022年度「JFAフランチャイズチェーン統計調査」報告)です。

コンビニは主にモノを売っている店舗型チェーンです。
また店舗数や出店余地、本部体制の規模など、
自社と比べたり、参考にすることはないと思うFC本部の方も多いと思います。

しかしながら、50年を経たFC本部が一歩先の時代の変化をどのように読み取り、
生き残りをかけた戦略、戦術を生み出し、手を打っているかを知ることは、
同じ時代にフランチャイズ・ビジネスに関わる者として参考になることもあるように思います。

コンビニチェーンが半世紀近くも事業を継続してきた力はどこにあるのか?

コンビニ各社が様々な問題への解決に取り組む事例から、
自社ビジネスに重ね合わせることが出来ることがないか?

そんな興味、関心を持ってみるのも良いかもしれません。

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