FC本部社員の方向け研修で、受講生が「一番苦手」「知らない」で済ませたがるのが「決算書の読み方」です。
主な内容は、損益計算書、貸借対照表の読み方です。
チェーン店であれば、店舗ごとの損益計算書を見る機会はあるかもしれません。
例えば、
原価とは?
限界利益率は?
損益分岐点売上高は?
減価償却とは?
と尋ねられると困惑する方が少なくありません。
会社の仕事では、縁することがなく、研修だから仕方なくということかもしれませんが、
せっかくなので、この際しっかり学んだ方が得なのに、といつも思っています。
日経新聞電子版に「入社1年目で知っておきたかった会計の基礎知識」というコンテンツがあります。
「知っておきたかった」という題名には「なるほど、確かに」と思うフシがあります
10年以上前に社会人になった方は、学生時代に簿記や会計を学ばなければ縁がないまま、
特に知る必要性も感じなかったと思います。
しかしながら、自分の将来の資産をどのように持つかを自分で選択する時代、
知らないことは、お金で損することは明らかです。
会社の決算書は縁遠くても、自分の将来のためでもあると思えば、少し真剣に向き合うことがあっても良いのかもしれません。
新NISAがスタートして、個人の資産についての啓蒙的な講座もよく目にするようになりました。
日経新聞(電子版会員向け)では「NIKKEI投資スクール 投資の基礎をイチから学ぶ」という初心者向けのコンテンツも公開されています。
「決算書を学ぶ」というとしんどいかもしれませんが、
自分のためにという角度で学ぶのも一つの方法とも思います。